言語化が苦手なのは「語彙力不足」だから?

語彙力が足りないと感じる理由とは

言語化が苦手=語彙力が足りない、
そう思っている人はとても多いです。

  • 本を読まないから語彙力が足りない
  • 本を読んでも、自分の内側からは出てこない
  • そもそも語彙力がない

こんなふうに。

ですが、今の時代は、スマホを通して常に何かしらの情報に触れています。

たとえ本を読まなかったとしても、
SNSやYouTubeなどを通して、私たちは日々たくさんの言葉に出会っているのです。



人から言われると「あーそれそれ!」と思う。
でも、自分からは出てこない。

「どう思う?」と聞かれたら、うまく答えられないし、言語化できない。

これはなぜ起こるのでしょうか?

その理由は、大きく3つあります。


1.脳内で考えていることに言葉を当てはめていない

たとえば、
脳内で考えていることを、そのまま脳内で終わらせるとどうなるか。

これはつまり──

  • 物は見ているけど絵には描いていない
  • 曲は聴いているけれど、自分で歌ったことがない

こんな状態に似ています。



絵を描くのに不慣れな人は、
見慣れたものでも、最初は全く描けません。

歌に不慣れな人は、
いつも聴いている曲でも、カラオケで歌おうとすると全然歌えなかったりします。



それと同じで、

  • 触れているはずなのに
  • 考えているはずなのに
  • 思っているはずなのに

曖昧な、形のないまま自分の中に留めていると、
「言葉という形にして外に出す」ことに慣れていないので、うまく言語化できないのです。



私自身、絵が苦手なので、
「ミッキーマウスを描いて」と言われると、かなりひどいものが出来上がります(笑)。


「ピアノを描いて」と言われても、
本当にざっくりとした変なものしか描けない。
「全然こんなんじゃない!」と思うレベルです。



言語化に不慣れな人は、
言葉の世界で、それと同じことが起こっています。

絵を描くことが仕事でなければ、絵が下手でも問題ないかもしれません。

でも、言語化はコミュニケーションの基本です。

仕事でもプライベートでも、影響が出やすい領域です。



もし「これからすべて、絵だけで対話してください」と言われたら──
私はものすごく窮屈で絶望すると思います。

歌が苦手な人に、「これからすべて歌で表現してね」と言われたら──
恐ろしいですよね(笑)。



言語化が苦手な人、苦手意識を持っている人は、
普段言語化する癖がない。

ただそれだけなのです。


2.出会った言葉や表現を自分のものにしていない

たとえば、
外食で美味しい料理に出会ったとき、どう思いますか?

  • 「わあ、美味しい!自分でも作れるかな。どうやって作るんだろう?」
  • 「わあ、美味しい!」で終わる

この違いです。



誰かが素晴らしい表現をしていたり、
本やSNSでたくさんの言葉に触れたりしても、

  • 「ああ、こう言えばいいのか」
  • 「この言い回しいいな。真似してみよう」
  • 「この表現素敵だな。でも自分だったらこうかな」

こんなふうに、
真似しよう、取り入れよう、使ってみようという意識があるかどうかで、言葉は自分のものになります。



芸人さんがネタ帳を作るように、
いいなと思ったものをストックして、
そこから新たな表現やインスピレーションを得る。

そして、いいものはどんどん使う。

今すぐ使わなくても、言葉をストックしておけば、必要なときに引き出せるのです。



逆に、
どれだけ美味しい料理を食べても、
毎度同じ馴染みの料理だけしか作らないと、レパートリーは増えません。

言葉も同じ。

いくら本を読んでも、SNSを見ても、
「自分で使ってみよう」という意識がないと、
表現の幅は広がらないのです。


3.アウトプットし慣れていない

インプットとアウトプットは、脳の使う回路が違います。

いくらたくさんの言葉に触れても、
自分の口から出したり、文章に書いたりしない限り、
表現する力は育ちません。



たとえば、

  • ノートに書く
  • 声に出してみる
  • 誰かに話してみる

こんなふうに、日常的にアウトプットをしているかどうかで、言語化力は大きく変わります。



また、アウトプットにも個性があります。

  • 書くのは得意だけど、話すのは苦手
  • 話すのは得意だけど、書くのは苦手
  • 論理的に話すのは得意だけど、思ったことを伝えるのは苦手

人それぞれ、普段慣れているアウトプットの形が違うのです。

普段やっていないアウトプットを増やせば、
ちゃんと鍛えることができます。


まとめ

料理ができるようになりたかったら、
レシピを見るだけで満足せず、実際に台所に立つこと。

言葉も同じ。

言語化を得意になりたいなら、
触れた言葉を「自分ごと」にして、実際に使ってみること。

それが一番確実な道です。


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